ネクタイも結べない(けど社会人にはなれるらしい)

ギリギリ社会人になれた人の日常

ゲームが難しい

小さな頃、我が家にはゲームがなかった。

 

いわゆる教育熱心な親に「ゲーム禁止」を言い渡されていたというよりも

 

シンプルに「ゲーム文化」に極端に疎い両親に育てられた為、ゲーム機そ買うという発送がなかったのだと思う。

 

父親の祖国では(少なくとも当時は)、日本と比べゲームが盛んではなく

父親はゲーム触れたこともない人だったし

 

母親は、祖父が昔ながらの頑固親父だった影響か、アニメ・漫画・ゲーム全般を触れたことがなかったようだった。

 

(ちなみに、父親は今だにゲームをほぼやらない人で、唯一やるゲームはPCにデフォルトで入っているソリティアマインスイーパのみだ)

 

そういった環境で育ったため、ゲーム経験がおそらく人と比べて少ない

 

といっても禁止されていたわけではないので、友達の家ではスマブラなど好きにやっていたし、小学5年生のころ「脳トレブーム」のおかげでニンテンドーDSをかってもらったため友達からソフトを借りて色々やってみた。

 

ただ、小学5年生の時点でゲームを家で持っている勢との差が大きくて

スマブラをやればボコボコに負けるしマリオもクリアスピードは雲泥のさ

その差を縮めるために日夜努力をするほどのめり込むこともできず、結構早く飽きてしまった記憶がある。

 

そもそもゲームは「マルチタスク」の質を地道な「努力」であげてクリアしていくタイプのものが多い(と少ない経験で思う)

 

「敵の攻撃を避けながら、移動して強化アイテムを取ろる、とともに攻撃姿勢に入り

かつ、吹っ飛んでも安全な位置に着地する」みたいな同時に色々なことを考えながら10本の指を瞬時に動かさなければならない。

(例えが、スマブラ一辺倒なのはどうかご容赦いただきたい)

 

これが本当に難しい。

大人になって車の免許を取る際に、スピード調整を意識すると白線を超えてしまうし

白線の位置を気にするとスピードが出すぎてしまう。2つのことでさえギリギリになっていた自分からするとゲームは考えることが多すぎて許容オーバーになりがちだ。

 

そこが面白いポイントなのだとも思うのだが、

その面白いに行くまでの努力ができなかった自分はゲームに一方的に苦手意識があった。

 

 

バイトをするようになって、(広い意味でゲーム関係の仕事をしていることもあって)ゲーム機を買うことにした。

話のタネにもなるし、今やったら意外に楽しいと思えるかもしれない。

MCU映画も好きだしな、、と思いPS4スパイダーマンを買ったのだが

これがまさにマルチタスクゲームだった。

 

スパーダーマンができるアクションの種類が多すぎてどれをやればいいのか判断がつかない上に、どうボタンを動かせばどの動きが実行されるのか覚えきれない。

 

おそらくチュートリアルがわりにある冒頭の敵を倒すフェーズを一発クリアできず(もっとも簡単なモードでやったのに)すぐに姉の旦那さんに破格の値段で売ってしまった。

 

その後、再びチャンスが巡ってきた。

バイト先の親友が「ゼルダの冒険」ならパズル要素が強いからハマると思うと勧めてくれた。早速ニンテンドースウィッチを買ってやってみた。

 

なるほど、これは面白い。。。

色々なほこらを巡って、敵と戦いながらもアイデアを練ってパズル的な要素でクリアすることができる。また敵の動きも観察するとパターンが見えてきた。

 

おそらく通常よりも何倍も時間をかけてだがじわじわと進めることができた。

ストーリー要素が明確にあるのも読書や映画が好きな自分には刺さった。

 

これで自分もゲーム好きに仲間入りできる!

そう思ったのだが、なぜか最後の最後ボスの部分は全くパズル要素がなく

シンプルに戦いなのだ。

 

ここにきてマルチタスク

うう

1年ほどたつが最後のボスが倒せず放置してしまっている。

ハイラルの民たち、申し訳ない。勇者はもうがんばれなさそうだ。

ガノンが強すぎた。この国は救うことができなさそうだ。

 

ゼルダの主人公の名前がゼルダじゃなかった!そういえば、スマブラにもいたな!)