映画と
趣味はなんですか?
意外に返答に困る質問だなぁといつもちょっとだけ悩む。
社会人になるまでは、バイトが趣味みたいなやや痛い大学生だったし
その前は完全にジャニヲタだった。
今もジャニーズを応援しているが、半分自分のキャラクターとして利用している感もあるし、応援熱のピークは超えてしまった気がしていて(写真集を20冊近く購入していないし)趣味ではないかなと思っている
小中学生の頃は読書だったが、今は年間10冊読むかどうかというレベルなので、うーん、、、
ということで消去法的に「映画鑑賞」ということが多い
映画鑑賞。
日本人の年間平均劇場鑑賞数が1.3本と聞くとたしかに自分の趣味といっていいのかなと思うが、そこまでめちゃくちゃ夢中という感覚はなく
特に、映画好きです!という友人などと話すと熱量も知識量も桁違いでいつもちょっとだけ緊張する(もちろん、楽しいのだけど)
映画や小説は、その作品を見たか(読んだか)どうかで
その話ができるできないが完全に二分しちゃうからか、鑑賞数とかのマウントになりやすいんだろうなぁと思う
(サッカーファンとかなら、1試合見逃しても全く話にならないということはないだろうし、、)
あとは、映画はその作品単体というよりも
それまでの監督や出演俳優のキャリアやオマージュ作品の知識、
ジャンル映画ならジャンルの流行りとか映画史全体の流れの話、
世界情勢との関係やアカデミー賞など各種賞レースの結果、、、、
みたいな大きな流れの中での"作品"・周辺作品群の中の"作品"みたいな部分も強いような気がしてそれらを知らずに語ることがややはばかれるような気もして
ちょっと好きになればなるほど語り辛くなっちゃう、、、気がする
中学生のころ、限られたお小遣いの中で毎週末レンタル屋さんに何を借りるか吟味するために2-3時間迷っていた、あの頃
ただただ、この映画おもしろーーーーってなったあの感覚みたいに純粋に楽しんで
そのままの勢いで話せた方が楽なのになぁとも思う
下手に、批評家とかTwitterやブロガーみたいな含蓄があって文章力の高い人の
感想を見て聞いてしまうと気軽に感想も持てないよなぁと思いつつある
(全然関係ないけど、インターネットが発達した結果、子どもがプロの技量を見ることが容易くなったから昔と比べて自信が持ちづらくなったみたいな文をどこかで見かけたけどその気持ちはめちゃめちゃわかる。昔ならクラスにいた虫博士とか絵がうまい子とかがすぐyoutuberとかプロの人と比べられちゃうと厳しいよなと)
周りの評価や批評家の感想に影響を受けずに好きなものを好きというの大事だよね
(the令和みたいな浅い感想だけど)
といっても自分の好きなタイプの作品はある程度わかっている
好きな要素はざっくり4つ
① ジュブナイル系(少年時代を完全に拗らせているのでジュブナイル系に理想の少年時代を投影しているのかもしれない)
② 伏線回収系 (腑に落ちるこの感覚を体験するために劇場に行っている)
③ SF / ファンタジー(非日常っていいよね理論)
④ ミュージカル(シンプルに歌って踊るのって最高だよね♪)
小説でいえば
『百年法』(山田宗樹)も②③の要素
がある(まぁ、大体の作品①~④のうち1つくらいはある気もするのだけど、、)
映画でいえば
『リトル・ダンサー』は①④
『インターステラー』は②③かな
とだいたいこの要素あればすきだなと思う
なので、この要素に当てはまる作品でおすすめあればぜひ教えてください。
Netflixのおすすめ機能は、
アカウントを分けずに妹と恋人と共有利用していたら
3人の好みが融合した結果まったく当てにならなくなってしまった
(逆に、おすすめ60%代だと逆に不安になるし、おすすめの%が出ていないとマッチしてないのかなぁと最初から思うから、あれおすすめ80%以上のみ表示とかにしてほてほしいかもしれない)
サブスクでいろんな映画をスマホで1人で見ることも増えて
映画を見て1人感想を抱いて寝ることが多くなった
昨今は、みんなで映画館にいくのもハードルが高い世の中の事情もある
でも、金曜ロードショーとかで映画見ると
Twitterでいろんな人とリアルタイムで反応が見えたり
そのあとに感想いいあうのが楽しいなと思った
映画自体も面白いけどやっぱりそのあとのおしゃべりとかが
メインディッシュだよなぁと
いい意味でマウントとかにならずに気楽に映画とかの
観賞後感を共有できるスペースがあればいいのになぁ
おわり